MT-03は、ヤマハの中型バイクとして人気のあるモデルですが、
「MT 03 後悔」と検索する人が多いことから、購入を検討している人がその欠点や魅力を慎重に見極めたいと思っているのがわかります。
このバイクの魅力は軽量で取り回しがしやすい点やスポーティなデザインにありますが、積載性や風防性能の不足といった注意点も存在します。
また、
- 「MT 03 ダサい」
- 「MT 03 遅い」
といったキーワードでの検索も多く、デザインや性能に対する不安も見受けられます。
この記事では、そんなMT-03の欠点や魅力、燃費性能や年式ごとの違いなど、購入前に知っておきたい情報を詳しく解説していきます。
後悔しない選び方のポイントを押さえて、自分にぴったりの一台を見つけましょう。
この記事では以下のことがわかります。
- MT-03の欠点や注意点について理解できる
- MT-03とMT-25の違いと選び方がわかる
- ロングツーリングや日常使いでの実用性を評価できる
- 受注停止や年式の違いによる購入のポイントを把握できる
MT-03で後悔しないためのポイントを深掘り
- MT-03の欠点はどこにあるのか
- ダサい?デザインの評価
- 遅いと感じる理由とは
- ロングツーリングでMT-03を選ぶ注意点
- 燃費性能で見るMT-03の実力
- 最高速は満足できるのか
MT-03の欠点はどこにあるのか
MT-03は魅力的なバイクですが、完璧ではありません。
いくつかの欠点についても理解しておくことが重要です。
積載性の低さ
まず、積載性の低さが挙げられます。
ネイキッドタイプのデザインは見た目がスッキリしている分、荷物を固定するための工夫が求められます。
シートバッグやサイドバッグを取り付ける場合、追加のアタッチメントが必要になることも多いです。
防風性への不安
次に、防風性の不足も指摘されています。
ネイキッドタイプの特徴としてカウルがないため、高速道路を走ると風圧が直接体に当たります。
これにより、特に長距離ツーリングでは体力を消耗する原因になることがあります。
サスペンションが柔らかい
また、純正のサスペンションの柔らかさも欠点の一つです。
街乗りや軽めのツーリングでは快適ですが、ワインディングやスポーツ走行では物足りなさを感じるライダーもいます。
これを解決するには、アフターマーケット製品に変更する必要があります。
振動が気になる
さらに、ハンドルやエンジンの振動が気になるという声もあります。
特に長時間の運転では手がしびれることもあり、快適性に影響を与える要素です。
この点に関しては、重めのバーエンドやグリップを交換することで改善することが可能です。
こうした欠点を知った上で、自分のライディングスタイルに合うかどうかを判断するのがポイントです。
ダサい?デザインの評価
MT-03のデザインについては賛否が分かれるところです。
全体的には、シャープでアグレッシブなスタイリングが特徴です。
特にLEDヘッドライトの昆虫のような顔つきは、個性的で好き嫌いが分かれるポイントになっています。
このデザインを「ダサい」と感じる人もいれば、「他にない独特さがカッコいい」と評価する人もいます。
カラーリングについても意見が分かれやすい部分です。
MT-03のカラーバリエーションは多くありません。
そのため、「もっと自分好みのカラーが欲しい」という声もあります。
ただし、派手すぎない色合いは、街中でも自然に馴染むというメリットがあります。
また、タンクカバーやシート周りのデザインがややボリューム感に欠けるという指摘もあります。
これにより、400cc以上のバイクと比較した際に「小さい」と感じる場合もあるようです。
一方で、このコンパクトさが取り回しのしやすさにつながっているため、ライダー次第ではむしろメリットとして捉えられることもあります。
最終的にデザインの評価は個人の好みに大きく左右されますが、MT-03の独特なスタイルは多くの人にとって魅力的なポイントであることは間違いありません。
遅いと感じる理由とは
イメージ画像:当サイトにて作成
MT-03を「遅い」と感じる理由にはいくつかの要素があります。
まず、エンジンの排気量が320ccという中途半端なサイズであることが挙げられます。
400cc以上のバイクと比較すると、高速道路での加速力や追い越し時の余裕に欠ける場合があります。
これは特に、大排気量のバイクを経験しているライダーにとって顕著に感じられる部分です。
次に、ギア比の設定も影響しています。
MT-03は街乗りや低速域での扱いやすさを重視しているため、高速域ではエンジン回転数が上がりやすく、加速感に物足りなさを感じることがあります。
例えば、100km/h巡航時のエンジン音が大きく感じられることがあり、これが速度に対するストレスとなることもあります。
また、バイクの重量とパワーのバランスも一因です。
169kgという軽量ボディは取り回しには最適ですが、重さがない分、高速域での安定感や加速力に影響を与えます。
この軽さが「速さ」よりも「扱いやすさ」に振られた結果といえます。
これらの理由から、MT-03を「遅い」と感じる人もいますが、その分、街中でのスムーズな操作性や低速トルクの扱いやすさというメリットも存在します。
用途や走行環境によって評価が変わる部分と言えるでしょう。
ロングツーリングでMT-03を選ぶ際の注意点
MT-03は軽快で扱いやすいバイクですが、ロングツーリングを考える際にはいくつか注意点があります。
まず、カウルがないネイキッドタイプのデザインは風防性能が低いです。
長時間高速道路を走ると風圧で疲れやすく、特に首や肩への負担が大きくなります。
このため、ロングツーリングでは社外品のウインドシールドを追加するなどの対策があると良いでしょう。
次に、積載能力の問題です。
MT-03はスポーティなデザインのため、荷物を載せるためのスペースが限られています。
キャンプ道具や大きな荷物を持っていきたい場合は、サイドバッグやリアボックスの取り付けが必須となることが多いです。
ただし、追加のパーツがバイクの見た目に影響する可能性もあるので、自分の求めるスタイルと実用性のバランスを考える必要があります。
さらに、燃料タンク容量が14リットルとやや小さめです。
これにより、頻繁にガソリンスタンドに立ち寄る必要が出てくる可能性があります。
長距離を走る計画を立てる際には、あらかじめ給油ポイントを確認しておくと安心です。
ロングツーリングに適しているかどうかは、ライダーの使い方次第です。
MT-03は軽量で取り回しがしやすく、街乗りとツーリングを両立させたい人には適した選択肢ですが、ツーリング特化型ではないことを理解しておきましょう。
燃費性能で見るMT-03の実力
イメージ画像:当サイトにて作成
MT-03の燃費性能は日常使いに適していると言えます。
公式ではリッターあたり30km台の数値が示されていますが、実際の使用状況や走行環境によってはそれを上下することもあります。
例えば、街中のストップ&ゴーが多い環境では燃費がやや悪化する一方、高速道路や一定速度での巡航では燃費が向上する傾向があります。
燃料タンク容量が14リットルのため、満タン時に走行できる距離は概ね400km前後が目安です。
これは中型バイクとしては一般的な数値で、大きな問題とは言えません。
ただし、給油ポイントが限られるような山道や郊外を走る際には、こまめに燃料計を確認することをおすすめします。
さらに、エンジン特性も燃費に影響を与えるポイントです。
MT-03の320ccエンジンは低回転域でのトルクが豊富で、少ないスロットル開度でもスムーズな加速が可能です。
そのため、必要以上にエンジンを回さなければ燃料を効率よく使うことができます。
燃費を重視する方にとっては、日常使いとツーリングの両方で安定した数値を出せるMT-03は魅力的な選択肢です。
ただし、走り方次第で大きく変化するため、アクセルの使い方には注意が必要です。
最高速は満足できるのか
MT-03の最高速はスペック上、170~180km/h程度とされています。
この数値は街中や高速道路での通常の使用には十分すぎるものですが、リッターバイクや400cc以上のバイクと比較するとやや控えめに感じることもあるかもしれません。
実際のところ、MT-03は高速域でのパワーよりも中低速域の扱いやすさに重点を置いて設計されています。
特に、街中や郊外のワインディングロードでは、軽快なハンドリングと低中速のトルクのおかげで非常に快適です。
一方で、最高速を求めるシーンや長時間の高速巡航では、エンジンの回転数が高くなり、ややエンジン音が気になる場合もあります。
また、MT-03の軽量な車体は高速域での安定感にやや欠けると感じるライダーもいます。
これは、ネイキッドバイク特有の風圧の影響が大きいためです。
そのため、MT-03は最高速を求めるバイクではなく、日常的なスピード域での楽しさを重視しているモデルと言えます。
このように、最高速については「十分」と感じるか「物足りない」と感じるかはライダー次第です。
ただし、安全面を考えれば、日本の道路環境ではMT-03の性能で十分と言えるでしょう。
MT-03で後悔する前に知っておきたいこと
イメージ画像:当サイトにて作成
- 乗っている人の口コミとレビュー
- おススメしたい人の特徴
- 年式による違いと選び方
- MT-03とMT-25の違いを比較する
- 受注停止が与える影響とは
乗っている人の口コミとレビュー
MT-03に乗っている人の口コミやレビューを見ると、満足度は全体的に高めです。
その理由として、軽量で取り回しがしやすいことや、低中速域でのトルクの豊富さが挙げられます。
特に初心者や女性ライダーからは
「初めての大型に近い感覚を味わえる」
といったポジティブな意見が目立ちます。
また、街乗りやワインディングでの軽快さに対する評価も多く、カジュアルにバイクを楽しみたい人にピッタリだとされています。
一方で、高速道路での長距離移動や、トップスピードを重視するライダーからは、ややパワー不足を感じるという意見もあります。
特にリッターバイクや400cc以上のモデルに乗っていた人がMT-03に乗り換えると、最高速や高速域での安定性に物足りなさを感じることがあるようです。
また、デザインについても賛否が分かれるポイントです。
「未来的でかっこいい」
「シャープで好み」
といった意見がある一方、
「ヘッドライトが独特」
「もう少しシンプルな方がいい」
といった声もあります。
このようにMT-03の口コミは、ライダーのスタイルや期待値によって大きく異なりますが、総じて軽快な走りと扱いやすさが評価されています。
おススメしたい人の特徴
MT-03をおススメしたい人は、まず中型バイクの軽さと扱いやすさを求めるライダーです。
MT-03は169kgという軽量な車体で、バイク初心者でも取り回しが簡単です。
また、スポーティなデザインと適度なエンジンパワーがあるため、街乗りを楽しみたい人や短距離のツーリングをメインに考えている人にも向いています。
次に、ライディングポジションの自然さや、低中速域でのトルクの豊富さを重視する人です。
MT-03は長時間のライディングでも体が疲れにくく、アップライトなポジションが快適です。
そのため、体力に自信がない人や、リラックスして運転したい人にとっても魅力的な選択肢です。
さらに、コスパを重視するライダーにもおすすめです。
MT-03は、320ccのエンジンを搭載しながらも手頃な価格帯で購入できます。
車検が必要ではあるものの、その分しっかりとしたメンテナンスができるため、安全性を重視したい人にも適しています。
要するに、MT-03は「気軽に乗れて、かっこよさと快適さを両立したい」という人にぴったりのバイクです。
年式による違いと選び方
2021年モデル:バイクブロス
MT-03の年式ごとの違いを考えると、2020年モデル以降の新型デザインは注目ポイントです。
この年から倒立フォークやLEDヘッドライトが採用され、よりモダンで洗練された見た目になりました。
操作感でも剛性が向上し、スポーティな走行が楽しめるようになっています。
もし新しいテクノロジーやデザインが好きな人は、2020年以降のモデルを選ぶのが良いでしょう。
一方、2019年以前のモデルは正立フォークを採用しており、シンプルなデザインが特徴です。
このため、クラシックな雰囲気や少し落ち着いた外観を好む人には、旧型モデルがフィットするかもしれません。
また、中古市場では旧型モデルの方が価格が手頃な場合が多いため、コストを抑えたい人にも選びやすいでしょう。
さらに、排気ガス規制などの影響で、エンジン性能や燃費にも若干の違いがあります。
ただし、日常的な使用では大きな差を感じることは少ないため、自分がどんなデザインや装備を求めるのかが選び方のポイントになります。
最後に、在庫状況も考慮しましょう。
現在は一部モデルの受注停止が続いているため、購入を検討している場合は早めの行動がおすすめです。
どの年式を選ぶにせよ、MT-03は個性豊かなモデルが揃っているので、自分のスタイルに合う一台を探してみてください。
MT-03とMT-25の違いを比較する
イメージ画像:当サイトにて作成
MT-03とMT-25は、ヤマハの中型バイクとして似たスペックを持っていますが、いくつかのポイントで異なります。
排気量の違い
まず、大きな違いはエンジンの排気量です。
MT-03は320ccで、MT-25は249ccです。
この差によってMT-03は低中速域でより力強いトルクを発揮し、高速道路での追い越しや長距離走行に余裕を感じられます。
一方、MT-25は排気量が小さい分、税金や保険料が安く、ランニングコストを抑えたい人に向いています。
ギア比が違う
また、エンジンの違いはギアの選び方にも影響します。
MT-03はMT-25よりも高いギアで走行できる場面が多く、結果として運転の気ぜわしさが少なくなります。
例えば、街中での走行ではクラッチ操作が減り、初心者にも扱いやすいでしょう。
逆にMT-25は、より高回転まで回す楽しさがあり、スポーティな走りを求める人に人気があります。
価格が違う
さらに、価格面でも違いがあります。
MT-03はMT-25よりも数万円高いですが、得られるパワーや走行性能を考えると納得の価格差といえます。
一方、MT-25はコストパフォーマンスが非常に高く、初めてバイクを購入する人や、セカンドバイクとして手軽に使いたい人におすすめです。
結局のところ、どちらが良いかはライダーの目的次第です。
高速道路を頻繁に使うならMT-03、街乗りやコスパを重視するならMT-25といった選び方がおすすめです。
受注停止が与える影響とは
MT-03やMT-25の受注停止は、バイクファンや購入を検討している人にとって大きな影響を与えています。
特に、すでに人気のあったモデルであるだけに「欲しいときに手に入らない」という状況は、多くのライダーにとって悩ましい問題です。
この受注停止の背景には、グローバルな生産や物流の課題が影響していると言われており、すぐに解決するのは難しいかもしれません。
在庫が限られている現在、購入希望者は早めの決断が求められます。
店頭在庫がまだ残っている場合、色や仕様に妥協できるなら急いで押さえることがおすすめです。
一方で、欲しいカラーや年式が手に入らない可能性もあり、待つか他のモデルに切り替えるかを悩む人も増えています。
さらに、受注停止によって中古市場にも影響が出ています。
新車が手に入らない状況では、中古車の需要が高まり、価格が上がることが予想されます。
そのため、少しでもコストを抑えたい人には中古車市場の動向を注意深く見ることが大切です。
このような状況下では、情報収集が何よりも重要です。
メーカーの最新アナウンスや販売店の在庫状況をチェックし、自分に合った選択をすることが求められます。
受注停止は一時的な問題である可能性が高いですが、タイミングを逃さないように行動するのがポイントです。
MT-03で後悔しない選び方と注意点を総括
- MT-03の欠点には積載性や防風性の不足がある
- サスペンションが柔らかくスポーツ走行では物足りない
- 振動が手に伝わりやすく長時間の運転では疲れやすい
- デザインは独特で好みが分かれる
- 昆虫を思わせるLEDヘッドライトが特徴
- 高速域ではエンジン音が大きく感じられる
- ロングツーリングでは風圧への対策が必要
- 燃費は30km/L前後で巡航時に優れる
- 軽量なボディで街乗りでは扱いやすい
- 最高速は170~180km/hで通常利用には十分
- 年式によってデザインや装備が異なる
- 2020年以降のモデルは倒立フォークを採用
- MT-25と比較してトルクがあり高速で余裕がある
- 受注停止で中古市場の価格が高騰している
- 初心者や取り回し重視のライダーに適したバイク
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