CBX400Fは、今なお多くのファンに愛され続けている伝説的なバイクです。
しかし現在、「CBX400F 中古 なぜ高い」と検索して価格の高さに驚いた方も多いのではないでしょうか。
かつては新車価格が40万円台だったこのバイクが、今や200万円を超えることも珍しくありません。
本記事では、CBX400Fの中古相場やその価格が高騰した背景、パーツ供給や整備性の問題、そして1000万クラスの車両が本当に存在するのかまでを、徹底的に解説していきます。
安く買う方法や、似た雰囲気を楽しめる別の選択肢についても紹介しますので、これから購入を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

この記事では以下のことがわかります。
- CBX400Fの中古価格が高騰した理由
- 状態やパーツの有無が価格に与える影響
- 中古市場の相場や値段の変動時期
- 購入時の注意点や安く買うための方法
CBX400Fの中古はなぜ高いのか徹底解説


バイクブロスより引用
- 新車価格はいくら?当時と今を比較
- 中古の相場はどれくらい?最新事情
- 高い理由は?希少性だけではない
- 1000万クラスは存在する?真相に迫る
- CBX400Fが高騰した時期と背景
- パーツ供給と整備性が価格に与える影響
新車価格はいくら?当時と今を比較


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CBX400Fの新車価格は、1980年代前半でおよそ45万円から47万円ほどでした。
今ではちょっと考えられない価格かもしれませんが、当時の400ccバイクとしては平均的な金額だったといえます。
とはいえ、その時代の物価や収入水準を考えると、簡単に買えるものではありませんでした。
学生や若い社会人にとっては、かなり頑張らないと手が出ない存在だったのです。
現在では、同じCBX400Fが中古市場で200万円〜300万円台が中心になっており、状態が良ければ400万円以上になるケースもあります。
新車価格の数倍になっているわけですが、それでも欲しがる人が多いのがこのバイクの特徴です。
つまり、昔は“ちょっと高いけど頑張れば買えた”バイクが、今では“趣味やコレクションとして価値がある”バイクになっている、というわけです。
中古の相場はどれくらい?最新事情


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CBX400Fの中古車は、今でもかなり高額で売られていることで知られています。
最近の相場を見てみると、走行できる状態であれば200万円台から300万円台が中心です。
整備がしっかりされているものや、純正部品が残っている車両では、400万円を超えることもあります。
一方で、レストア前提の車両や、エンジンに不具合があるようなものなら100万円台で出てくることもあります。
ただし、そういった車両は追加で整備費がかかることがほとんどです。
このように、CBX400Fの中古価格は、状態によって大きく変わります。
外装の傷やサビだけでなく、オリジナルの部品が残っているかどうかも、価格に大きく影響するポイントです。
現在も人気が高く、年々在庫が減っていることもあって、相場が下がる気配はあまり見られません。
これから買おうと考えている人は、早めに動いたほうがよいかもしれません。
高い理由は?希少性だけではない


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CBX400Fの中古価格が高い理由は、「台数が少ないから」だけではありません。
もちろん希少性も大きな要素ですが、それ以外にも価値を押し上げる要因がいくつかあります。
まず、見た目やサウンドが他のバイクにはない個性を持っていることが大きいです。
特に4本出しマフラーからの独特な音は、多くのファンをひきつけています。
また、デザインも角ばったタンクや直線的なスタイルが昭和の雰囲気を残していて、今のバイクにはない魅力があります。
それから、1980年代に実際にレースでも使われた実績や、ホンダが当時の技術をたくさん詰め込んだバイクだったことも、評価を高めているポイントです。
走りの性能も高く、「ただ古いだけ」ではなく「今も走れるバイク」として見られています。
さらに、若い世代のファンがSNSなどを通じてCBX400Fの魅力を知り、人気が再び広がっているのも理由のひとつです。
このように考えると、CBX400Fが高いのは、単にレアだからというより、「今でも本気で欲しい人がたくさんいる」からだといえます。
1000万クラスは存在する?真相に迫る


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CBX400Fが1000万円で売られているという話を見たことがあるかもしれませんが、これはかなり特別なケースです。
実際にその価格で取引された例は、ほとんど確認されていません。
中には「1000万円で出品されたことがある」という情報もありますが、売れたかどうかは別の話です。
このような高額な金額は、売り手の希望価格だったり、話題づくりのためだったりする場合も多いです。
多くの専門店やバイク買取の実績を見ても、実際の取引価格は高くても700万円前後が現実的です。
それ以上となると、完全オリジナルパーツでフルレストアされた極上車や、展示用に作られた特別仕様車でない限り難しいでしょう。
つまり、「1000万クラスのCBX400Fは存在するのか?」という問いには、「存在はしても、それが現実に売れているわけではない」と言うのが今のところの答えです。
CBX400Fが高騰した時期と背景


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CBX400Fの価格が本格的に上がり始めたのは、2010年代後半ごろです。
それまでも旧車として人気はありましたが、ここまでの高値ではありませんでした。
きっかけの一つは、バイクブームの再来です。
とくに40代~50代のライダーたちが、昔憧れていたバイクを今なら買えると思い始めたのです。
経済的に余裕ができた人が多くなり、買いたい人が一気に増えたことが影響しています。
また、SNSやYouTubeなどでCBX400Fのかっこよさが広まり、若い世代にも人気が出たことも見逃せません。
そこに加えて、走れる状態のCBXが年々少なくなっているため、1台の価値がどんどん上がっていきました。
このような流れが重なったことで、CBX400Fの価格は一気に高騰し、「高くても売れる」バイクになったのです。
パーツ供給と整備性が価格に与える影響
CBX400Fが高い理由には、パーツの入手がむずかしいことも関係しています。
生産から40年以上たっているため、純正部品はすでにメーカーでは作られていないものが多く、残っている在庫も限られています。
これがどういうことかというと、「壊れたときにすぐ直せるバイクではない」ということです。
そのため、状態の良いCBX400Fはそれだけで価値があり、価格も高くなります。
一方で、社外品や中古パーツを使えば整備できる場合もあります。
ただし、それには知識や経験が必要です。自分でメンテナンスができる人や、旧車に強いバイク屋さんとつながりがある人でなければ、維持するのは簡単ではありません。
つまり、整備がしやすいCBX400Fは少なく、だからこそ「ちゃんと動く1台」が高く売れるようになっているのです。
パーツが貴重で、修理できる技術も限られていることが、価格に大きく影響しています。
CBX400Fの中古はなぜ高いか今後の見通し


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- 今後、値段が下がることはあるのか
- 安く買う方法はある?現実的な選択肢
- コレクター市場の影響を解説
- 若年層からの人気とその波及効果
- 盗難リスクと保険加入の難しさ
- 別の選択肢は何がある?類似車種を紹介
今後、値段が下がることはあるのか


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CBX400Fの値段が今後下がるかどうかは、多くの人が気になるところです。
現時点では、その可能性はかなり低いと考えられています。
まず、今でも走れる状態のCBX400Fは年々少なくなっています。
古いバイクなので、壊れて修理ができないまま手放されるケースも多く、それによって市場に出回る台数が減っています。
さらに、新しくこのバイクが作られることはないため、供給が増えることもありません。
そんな中でもCBXをほしがる人が多いので、需要だけが続いている状態です。
ただし、何かのきっかけで一時的に値段が下がることはあるかもしれません。
たとえば、同じバイクが急に市場にたくさん出回ったり、人気が別の車種に移ったりする場合です。



でも、それはあくまでも一時的なもの。
長い目で見れば、CBX400Fの価値は下がりにくいといえるでしょう。
安く買う方法はある?現実的な選択肢
CBX400Fをできるだけ安く買いたいなら、いくつかの方法があります。
ただし、どれも簡単ではないので、リスクも知っておくことが大切です。
ひとつは、個人売買です。オークションサイトやバイク掲示板で探すと、ショップよりも安い値段で出ていることがあります。
中には修理が必要な状態で安く出している人もいます。
もうひとつは、修理やレストア前提の車両を選ぶことです。バイクの整備に詳しい人なら、自分で直すことで費用をおさえることができます。ただし、時間も手間もかかるので、知識がない人にはおすすめできません。
また、あまり知られていないバイクショップや旧車専門の小さなお店では、運よく安く出ていることもあるため、こまめにチェックしてみるのも手です。
いずれにしても、「安いものには理由がある」と考えて、買う前にしっかり確認することが大切です。
コレクター市場の影響を解説


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CBX400Fの価格が高くなっているのは、単に乗るためだけでなく「コレクター向け」としての価値があるからです。
このようなバイクは、動くかどうかよりも「どれだけオリジナルのままか」が重視されることもあります。
特に、純正パーツがそろっている車両や、塗装が当時のままのものは、コレクターの間で高く評価されます。
このような車両は、実際に乗らなくても「持っていること」に意味があるとされることがあります。
また、バイクを「資産」として見る人が増えてきていることも関係しています。
将来さらに価値が上がると考えて、今のうちに買っておこうとする人が多くなってきているのです。
このような背景があるため、CBX400Fはただの旧車ではなく、「集めるためのモノ」としての価値も含まれています。
そのため、価格が高くなりやすく、なかなか下がりにくい傾向にあるのです。
若年層からの人気とその波及効果


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CBX400Fは、今や40代以上の人だけでなく、10代や20代の若者からも人気を集めています。
その大きな理由は、SNSや動画サイトで昔のバイクのかっこよさを知るきっかけが増えたことです。
特にCBX400Fは、角ばったデザインや4本出しマフラーの音が印象的で、「今のバイクにはないスタイル」として注目を集めています。
見た目のインパクトや音の力強さが、若い世代の心にも刺さっているのです。
このような人気が広がると、中古市場でも注目が集まりやすくなり、欲しがる人がさらに増えます。
その結果、価格が上がったり、状態の良い車体がすぐに売れてしまうことが多くなってきています。
つまり、若い世代が「新しいファン」として参加してくることで、CBX400Fの価値がさらに高まっているのです。
盗難リスクと保険加入の難しさ


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CBX400Fは、見た目も人気も高いため、バイクの中でも特に盗まれやすい車種として知られています。
実際、過去には走行中にバイクごと奪われるという事件も起きています。
これだけ盗難が多いと、保険会社にとってもリスクが高いと見なされます。
そのため、盗難保険に入りたくても、断られることがあるのが現状です。
また、たとえ加入できたとしても、保険料が高かったり、条件が厳しかったりすることも少なくありません。
防犯対策がしっかりされていることを証明しなければならないケースもあります。
このような事情から、CBX400Fを持つには「ただ買えばいい」という話ではなく、保管場所や防犯グッズへの投資も必要になってきます。
高い人気が、逆に持ち主の悩みのタネになることもあるというわけです。
別の選択肢は何がある?類似車種を紹介
CBX400Fが高すぎて手が出ない、という人も多いと思います。
そんなときは、見た目や性能が近い別のバイクを検討するのもひとつの方法です。
たとえば、カワサキのZ400FXもCBX400Fと同じような時代に人気を集めたバイクで、レトロ感のあるスタイルが似ています。



ただし、こちらも旧車なので価格は高めです。
もう少し予算をおさえたい場合は、ホンダCB400SF(スーパーフォア)などの比較的新しいモデルも候補になります。
現代のバイクですが、丸目のライトやシンプルなデザインで、クラシックな雰囲気も感じられます。
また、レストア済みでなくても、自分で整備していく楽しみを味わいたい人なら、パーツが比較的手に入りやすい車種を選ぶのもおすすめです。
このように、CBX400Fにこだわらなくても、雰囲気や走りを楽しめるバイクは他にもあります。
予算やライフスタイルに合った選択をすることが大切です。
CBX400Fの中古がなぜ高いのかを総合的に総括
- 新車価格は当時45万〜47万円と平均的だった
- 現在の中古価格は200万〜400万円が中心
- 状態の良さや純正部品の有無が価格に直結する
- 見た目や音に独自の魅力があり人気が高い
- レースでの実績や当時の技術が詰まったモデル
- 若年層からの注目が中古市場に影響を与えている
- 2010年代後半から価格が一気に高騰した
- 1000万円クラスは存在するがほぼ話題先行
- パーツ入手の難しさが整備済み車両の価値を高めている
- 市場に出る台数が年々減っており供給が少ない
- 修理や維持が難しく専門知識が必要な車種
- コレクターによる保有が流通量の減少につながっている
- 人気の高さゆえに盗難リスクが非常に高い
- 保険加入が難しく所有者の負担が大きい
- 同系統の代替バイクはあるがCBX特有の価値は別格
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