こんにちは。バイクライフハック、運営者の「いっしん」です。
250ccスクーターの人気ランキングや価格、燃費、さらには高速道路での走行性能に関する情報をお探しではありませんか。車検がなく維持費を抑えられる軽二輪クラスは、通勤からツーリングまでこなせる万能選手として非常に注目されています。
2025年の最新モデルは装備も進化しており、中古市場の動向も気になるところです。この記事では、私が実際に感じた魅力や注意点を踏まえ、あなたに最適な一台を見つけるための情報をお届けします。
- 250ccスクーターの最新人気ランキングと目的別の選び方がわかる
- 維持費や燃費、高速道路での快適性などリアルな実情がわかる
- 新車価格の高騰に伴う中古車選びのリスクと対策が理解できる
- フォルツァやXMAX、PCX160など主要モデルの特徴を比較できる
目的別250ccスクーター人気ランキングの決定版

イメージ画像:当サイトにて作成
今の250ccスクーター市場は、まさに群雄割拠…と言いたいところですが、実質的には「ホンダ・フォルツァ」と「ヤマハ・XMAX」の2強時代と言っても過言ではありません。この2台が市場を席巻している理由は明確で、どちらも完成度が恐ろしく高いからです。
しかし、ランキングを見る時に大切なのは「みんなが買っているから」ではなく、「自分の使い方に合っているか」です。通勤メインなのか、週末のロングツーリングが目的なのかによって、選ぶべき相棒は変わってきます。ここでは、目的別にどのモデルが最強なのか、私の視点で徹底的に掘り下げていきます。
燃費重視ならXMAXの航続距離に注目

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もしあなたが「ガソリンスタンドに寄るのが面倒」「週末は長距離ツーリングに行きたい」と考えているなら、迷わずヤマハのXMAXを推します。
XMAXの最大の魅力は、ヤマハが誇る次世代エンジン「BLUE CORE(ブルーコア)」の搭載にあります。このエンジンは「走りの楽しさ」と「燃費・環境性能」を高次元で両立させることをコンセプトに開発されており、実際に乗ってみるとその効率の良さに驚かされます。カタログスペック上のWMTCモード値でも非常に優秀な数字を出していますが、実際のツーリングシーンでは、信号の少ない郊外路を流すとリッター40kmを超えることも決して珍しくありません。
ここで重要なのが「航続距離」です。XMAXは13リットルという、このクラスにしては比較的大容量の燃料タンクを備えています。実燃費をリッター35km〜40kmと仮定して計算すると、一度の満タン給油でなんと450kmから500km近く走れる計算になります。これは、東京から大阪まで無給油で移動できる可能性がある数字です。
ここがポイント
- 実燃費が非常に高く、長距離ツーリング時のガソリン代を節約できる
- 13リットルの燃料タンクと低燃費エンジンの組み合わせで、航続距離はクラス最高水準
- 給油回数が劇的に減るため、知らない土地でのガソリンスタンド探しのストレスから解放される
私自身、ロングツーリングをする時は「次のガソリンスタンドまで持つかな?」「山道に入ったらスタンドがないかも」という不安が一番のストレスになることがあります。特に田舎道や夜間の走行では、開いているスタンドを見つけるのが困難な場合もありますよね。
そんな時、XMAXの圧倒的な航続距離は、ライダーに心の余裕を与えてくれます。「まだ走れる」という安心感こそが、XMAXがツアラーとして高く評価されている真の理由なんです。燃費が良いということは、単にお財布に優しいだけでなく、旅の質そのものを向上させてくれる要素だと言えるでしょう。

高速道路も快適なフォルツァの走行性能

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一方で、「高速道路を使って快適に移動したい」「風による疲れを極限まで減らしたい」というニーズに対しては、ホンダのフォルツァが頭一つ抜けている印象です。
フォルツァが「高速道路最強」と呼ばれる所以、それは独自の強力な装備にあります。最大にして最強の武器、それが「電動可動式スクリーン」です。これ、一度体験すると本当にもう戻れないくらい便利なんですよ。左手のスイッチひとつで、ウインドスクリーンの高さを無段階(または多段階)に調整できる機能です。
例えば、高速道路に入ったらスクリーンを一番高い位置まで上げます。すると、ヘルメットや上半身に当たる走行風が劇的に軽減され、まるで静かな部屋の中にいるような感覚に近づきます。風切り音が減ることでインカムの音声も聞き取りやすくなりますし、何より長時間の走行でも首や肩への疲労が全く違います。
逆に、一般道に降りて渋滞にハマったり、夏場の暑い時期には、スクリーンを一番下まで下げます。そうすることで風を身体に取り込み、視界もクリアにして開放感を味わうことができます。競合するXMAXのスクリーンは工具を使わないと高さ調整ができないため、走行中に状況に合わせて瞬時に変更できるフォルツァのこの機能は、長距離ライダーにとって神機能と言えるでしょう。
いっしんのメモ
フォルツァは「eSP+(イーエスピープラス)」エンジンによる滑らかな加速と静粛性も魅力ですが、さらに安心感を高めているのが「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)」です。これは後輪のスリップを抑制する機能で、雨の日のマンホールや濡れた白線、工事現場の鉄板の上などでアクセルを開けた時でも、タイヤが空転するのを防いでくれます。
車体の安定感も非常に高く、フレーム剛性がしっかりと確保されているため、高速道路での横風や大型トラックの追い越し時でもふらつきにくい設計になっています。「移動するリビング」なんて呼ばれることもありますが、あながち言い過ぎではない快適さがそこにはあります。
週末に数百キロのツーリングをこなして、月曜日は疲れを残さず仕事に行きたい。そんな大人のライダーにとって、フォルツァは最高のパートナーになるはずです。

2025年新車ラインナップと最新装備

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2025年モデルのスクーター市場は、完全に「デジタル化」と「コネクティビティ」がトレンドです。バイクは単なる移動手段から、スマートフォンと連携してより便利に、より安全に走るためのスマートモビリティへと進化しています。
特に注目なのが、2025年1月に発売が予定されている新型フォルツァと、進化を続けるXMAXの装備合戦です。以下の表に主な違いをまとめてみました。
| モデル | 2025年の注目ポイント | スマホ連携機能 |
|---|---|---|
| ホンダ フォルツァ | 5インチフルカラーTFTメーター採用、新デザインのリア・コンビネーションランプ、新色追加 | 「Honda RoadSync」標準装備。ハンドルスイッチでナビ操作や音楽再生が可能。 |
| ヤマハ XMAX | X字型LEDヘッドライト、4.2インチカラーTFT+3.2インチLCDの2画面メーター | 「Y-Connect」対応。ガーミン製ナビアプリをメーターに投影可能(有料の場合あり)。 |
新型フォルツァ(2025年モデル)の最大のトピックは、これまでゴールドウイングなどの高級ツアラーにしか搭載されていなかったスマホ連携機能「Honda RoadSync」がついに250ccクラスに標準装備されたことです。
専用アプリをインストールしたスマホとBluetooth接続することで、インカムを通じてナビの音声案内を聞いたり、メッセージの読み上げ機能を使ったり、ハンドルスイッチで音楽をコントロールしたりできます。わざわざスマホホルダーをハンドルに取り付けなくても、メーター内の矢印ナビで目的地まで行けるようになるのは、見た目もスマートですし、スマホの熱暴走や落下リスクを防げる大きなメリットです。
(出典:本田技研工業株式会社『250ccスクーター「フォルツァ」の仕様を一部変更し発売』)
注意点
装備が豪華になった分、新車価格も上昇傾向にあります。2025年モデルのフォルツァはメーカー希望小売価格が78万1,000円(税込)となっており、従来モデルから約9万円近く値上がりしています。250ccスクーターはもはや「安くて手軽な足」という価格帯ではなく、「高機能なプレミアムビークル」へと変化していることを理解しておきましょう。
安い維持費ならPCX160も検討しよう

「250ccスクーター 人気ランキング」で検索している方の中には、「維持費を安くしたいけど、どうしても高速道路には乗りたい」という理由で250ccを選ぼうとしている方も多いはずです。しかし、近年の250ccスクーターの価格高騰を見て、「予算オーバーだな…」と諦めかけていませんか?
そんな方にこそ、私は隠れた名車ホンダのPCX160を強く提案したいです。
PCX160は排気量こそ156ccですが、法律上の区分は250ccと同じ「軽二輪」です。つまり、車検はありませんし、重量税も届出時に払うだけ(※新車時)で済みます。それでいて、車体価格はフォルツァやXMAXに比べて30万円近く安く手に入ります。新車価格で40万円台というのは、このご時世において非常に魅力的です。
維持費の面でも、PCX160は有利です。まず燃費が圧倒的に良く、街乗りでもリッター45km〜50km走ることもあります。タイヤやオイル交換などの消耗品も、250ccクラスの大径タイヤに比べて安価に済みますし、パーツの流通量も多いためメンテナンスコストを抑えやすいのが特徴です。
いっしんのメモ
PCX160の最大の武器は「サイズ感」です。大人気モデルPCX(125cc)と車体サイズは全く同じです。つまり、駅前の狭い駐輪場や、自宅の自転車置き場のようなスペースでも、原付感覚で駐輪できるんです。それなのに、いざとなれば高速道路や自動車専用道路(バイパス)に乗って、渋滞エリアをショートカットできる。この「都市型最強の機動力」は、都心部で生活するライダーにとって、何物にも代えがたい最高の武器になります。
ただし、注意点もあります。125cc以下の原付二種で使える「ファミリーバイク特約(自動車保険の特約)」は使えません。通常のバイク保険に加入する必要があるため、任意保険料は125ccよりも高くなります。それでも、車両価格の差額や高速に乗れる利便性を考えれば、PCX160は「実質最強のコスパマシン」と言えるかもしれません。

女性にもおすすめの取り回しが良い車種

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250ccのビッグスクーターって、カタログで見るとカッコいいんですが、実車を目の前にすると「デカい!重そう…」と怯んでしまうことがあります。実際、フォルツァやXMAXは装備重量で180kgを超えてきます。
これは教習所のCB400SFよりは軽いものの、重心が低いスクーターとはいえ、小柄な方や女性ライダー、あるいは体力に自信のない方にとっては、取り回しに不安を感じるレベルの重量です。
特に駐輪場からの出し入れや、少し傾斜のある場所でのバックなどは、グラっときたら支えきれないリスクがあります。「立ちゴケが怖くて乗るのが億劫になる」のでは本末転倒ですよね。
そこでおすすめなのが、先ほど紹介したPCX160(重量約132kg)や、ヤマハのトリシティ155です。
トリシティ155は、フロントが2輪になっているLMW(リーニング・マルチ・ホイール)機構を採用しています。このバイクの安定感は、一度乗ると魔法にかかったかのように感動します。
例えば、雨の日のマンホール、工事現場の鉄板、砂利が浮いた路面、わだちなど、二輪車が苦手とするシチュエーションでも、前輪がガッチリと路面を捉えてくれるため、スリップして転倒するリスクが極めて低いんです。
重量自体は約172kgと軽くはないのですが、停車時の安定感が高いため、グラつきにくく、心理的な重さを感じにくいのが特徴です。また、横風にもめっぽう強いため、高速道路の橋の上などでも安心して走れます。「絶対に転びたくない」「運転に自信がないけれどバイクで移動したい」という方にとって、トリシティ155は最強の選択肢になるでしょう。
足つき性の改善策
もしどうしてもフォルツァやXMAXに乗りたいけれど足つきが不安…という場合は、「ローダウン」を検討するのも手です。社外品のローダウンサスペンションやローダウンシートに交換することで、シート高を数センチ下げることができます。ただし、乗り心地が硬くなったり、センタースタンドがかけにくくなったりするデメリットもあるので、ショップと相談しながらカスタムすることをおすすめします。

中古や価格も考慮した250ccスクーター人気ランキング

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新車価格が上がっている今、「中古で安く手に入れたい」と考えるのは当然のことです。特に250ccスクーターは、かつてのビッグスクーターブームの時代に大量に販売された経緯があり、中古市場には数多くの車両が流通しています。しかし、ここには知らないと損をする、いや、危険ですらある「落とし穴」がたくさん潜んでいます。
中古で安い車両を選ぶ際のリスクと注意点
中古車情報サイトやオークションサイトを見ると、マジェスティCやフュージョン、スカイウェイブ(CJ44/46など)といった一昔前のビッグスクーターが、車両本体価格数万円〜10万円台という激安価格で売られているのを目にします。「とりあえず動けばいいし、安いのでいいや」と飛びつきたくなる気持ち、痛いほどわかります。
しかし、ハッキリ言います。知識がない状態で激安中古車に手を出すのは極めて危険です。
最大のリスク要因は「車検がないこと」です。250ccクラスには車検制度がないため、前のオーナーが「乗りっぱなし」で、数年間まったく整備をしていない車両が非常に多いんです。エンジンオイルすら交換されていないかもしれません。外装だけ綺麗に磨かれていても、中身はボロボロ…というケースが後を絶ちません。
激安中古車によくあるトラブル事例
- 駆動系の破断: Vベルトやウェイトローラーが摩耗限界を超えており、走行中にベルトが切れて立ち往生する。修理費は2〜3万円コース。
- 足回りのオイル漏れ: フロントフォークのシールが劣化し、オイルが漏れてブレーキにかかるとブレーキが効かなくなる。オーバーホールには数万円かかります。
- タイヤの硬化: 溝は残っていても、ゴムが古くなってカチカチに硬化していると、雨の日に氷の上のように滑ります。
- ブレーキの固着: キャリパーのピストンが錆びて動きが悪くなり、ブレーキを引きずったまま走行してしまう。
これらの消耗品を納車後にすべて修理・交換した場合、整備費用だけで10万円〜15万円かかることもザラにあります。結果として、「最初から程度の良い高年式車を買っておけばよかった」と後悔することになるのです。
安いには安いなりの明確な理由があります。ご自身で分解整備ができるスキルをお持ちの方以外は、必ず「納車整備付き」で保証のある、信頼できるショップから購入することを強くおすすめします。
かっこいいデザインで選ぶおすすめモデル

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スクーター選びにおいて、スペックと同じくらい、いやそれ以上に重要なのが「見た目」ですよね。駐車場に停めた自分のバイクを振り返って「やっぱりカッコいいな」と思えるかどうかは、長く乗り続けるための重要な要素です。
現行モデルおよび高年式中古車のデザイン傾向を、私なりに分析してみました。
- スタイリッシュ&スポーティ派なら:ヤマハ XMAX
XMAXのデザインは「MAXシリーズ」のDNAを受け継いでおり、非常にアグレッシブです。ブーメランをモチーフにしたサイドカバーや、X字型に発光するLEDヘッドライトなど、エッジの効いたモダンな造形が特徴。「ただの移動手段ではなく、走るためのマシン」という雰囲気が漂っています。カスタムパーツも豊富で、マフラー交換やフェンダーレス化などでさらにスポーティに仕上げるのも楽しいですね。 - ラグジュアリー&大人派なら:ホンダ フォルツァ
フォルツァのデザインは、流麗でボリューム感があり、大人の余裕を感じさせます。質感の高い塗装や、高級車のようなミラーの配置、空力特性を考慮したボディラインは、スーツ姿で乗っても違和感がない落ち着きがあります。LEDの灯火類も派手すぎず、洗練された印象を与えます。「知的な都市の移動」を演出したいならフォルツァ一択でしょう。
また、中古市場で根強い人気を誇るホンダ フュージョンについても触れておきましょう。今は生産終了していますが、その独特の「ロー&ロング」なスタイル、四角いリアトランク、そしてソファのような低いシートは、現代のスクーターにはない唯一無二の個性です。
「レトロフューチャー」なデザインとして再評価されており、あえてフュージョンを綺麗に乗るのがオシャレ、というカルチャーも定着しています。状態の良い個体は少なくなっていますが、デザイン重視なら探してみる価値は十分にあります。
最高速度やスペックを徹底比較してみた

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よくSNSや掲示板で「250ccスクーターの最高速度はどれくらい出ますか?」という質問を見かけます。もちろん法定速度を守るのが前提ですが、マシンのポテンシャルとして知っておきたいですよね。スペック上の数値と、実際の走行フィーリングには少し違いがあります。
| 車種 | 最高速度(目安) | 100km/h巡航時の印象 | 走行フィーリング |
|---|---|---|---|
| フォルツァ 250 | 約135km/h前後 | 余裕あり | エンジン回転数が抑えられており、振動が少なくて静か。直進安定性が高く、クルージングが得意。 |
| XMAX 250 | 約125km/h前後 | 必要十分 | 車体が軽く、加速が良い。最高速よりも、コーナーからの立ち上がりや追い越しの瞬発力が光る。 |
ここで大事なのは「最高速度が何キロ出るか」よりも「100km/hで余裕を持って走れるか」です。
ギリギリのパワーで100km/hを出すのと、余裕を残して100km/hで流すのとでは、ライダーの疲労度が天と地ほど違います。フォルツァは最高速の伸び代が大きいため、100km/h巡航時でもエンジンに余力があり、振動や騒音が少ないのが特徴です。一方、XMAXは最高速アタックよりも、信号待ちからのダッシュや、ワインディングロードでの軽快なハンドリングに重きを置いたセッティングになっています。
フォルツァは「高速道路を淡々と距離を稼ぐ」のが得意で、XMAXは「加減速を繰り返すようなスポーティな走り」が得意、というイメージで捉えておくと、自分の好みに合った一台を選びやすいかなと思います。
150ccクラスとの違いとメリットデメリット

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PCX160のような150ccクラスと、フォルツァのような250ccクラス。どちらも高速道路に乗れますし、税金や保険の区分も同じです。では、わざわざ価格が高く、車体も重い250ccを選ぶメリットはあるのでしょうか?
答えは「イエス」です。乗り味は全くの別物と考えてください。
250ccクラス(フォルツァ・XMAX)のメリット
圧倒的な「車格」による安定感と居住性です。ホイールベースが長く、重量がある分、横風に対して踏ん張りが効きます。例えば、東京湾アクアラインやレインボーブリッジのような強風が吹く場所では、この重さが安心感に変わります。また、シート下収納も広大で、ヘルメット2個を入れたり、キャンプ道具を積んだりといった積載能力も段違いです。タンデム(二人乗り)をする場合も、後ろの人の快適性は250ccの方が圧倒的に高いです。
150ccクラス(PCX160等)のメリット
圧倒的な「軽快さ」と「コスパ」です。駐輪場を選ばないサイズ感は、毎日の通勤通学、買い物といった日常使いでは神がかって便利です。狭い路地でのUターンも楽々です。ただ、高速道路では車重が軽いため横風に煽られやすく、追い越し加速も250ccに比べると鈍いため、長時間の高速走行は少し疲れやすいかもしれません。
結論として、「高速道路はあくまで緊急用・短距離用」と割り切れるなら150ccクラス、「高速道路を使って積極的に遠出したい」なら250ccクラス、という選び方が失敗しないコツです。
ライフスタイル別250ccスクーター人気ランキング
長くなりましたが、最後にあなたのライフスタイルに合わせた「いっしん的ランキング」をまとめておきます。迷ったらここから選んでみてください。
- 【通勤・通学メインでコスパ重視、たまに高速】
1位:ホンダ PCX160
圧倒的な燃費と取り回しの良さ。維持費最強のコミューター。
2位:ヤマハ NMAX155
PCXよりスポーティな走り。Y-Connectなどの先進装備も魅力。 - 【週末ツーリング&高速道路を多用して遠くへ行きたい】
1位:ホンダ フォルツァ
電動スクリーンと快適装備で疲れ知らず。長距離移動のファーストクラス。
2位:ヤマハ XMAX
驚異の航続距離と積載性。走る楽しさも忘れたくない旅人へ。 - 【走りの楽しさとデザインにこだわる】
1位:ヤマハ XMAX
オートバイのような剛性感のあるハンドリング。カスタムベースとしても優秀。
2位:ホンダ ADV160
160ccクラスですが、アドベンチャースタイルで遊び心満載。悪路も少し行けちゃうタフさが魅力。
250ccスクーターは、一台で何でもこなせる魔法の乗り物です。日常の足として使い倒すもよし、週末に荷物を満載して旅に出るもよし。ぜひ、あなたのライフスタイルにフィットする相棒を見つけて、素晴らしいバイクライフを送ってくださいね。もちろん、中古車を選ぶ際は価格だけで飛びつかず、信頼できるショップ選びもお忘れなく!
※本記事の情報は2025年モデル発表時点(2024年末〜2025年初頭)のものです。正確な価格や仕様については各メーカーの公式サイトをご確認ください。また、中古車の購入や整備に関する最終的な判断は、専門のショップにご相談ください。


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