ホンダの先進的なネイキッドスポーツ、CB1000R。しかし、インターネット上では「CB1000Rは不人気」という声が聞かれることがあります。
その理由として、特徴的なデザインがダサいと感じる人がいることや、CBR1000RR譲りのエンジンが生み出す速すぎるとも言える最高速と加速性能が、日本の公道では乗りにくいと感じられる点が挙げられます。また、シート高や車両重量といった欠点、リッターバイクならではの維持費の問題も無視できません。
購入後に失敗したと後悔しないためには、これらの点を深く理解することが大切です。この記事では、CB650Rとの比較や実際のオーナーの声も交えながら、CB1000Rが不人気とされる理由を徹底的に掘り下げ、どのような人におススメできるのかを明らかにしていきます。
- CB1000Rが市場で「不人気」と言われる具体的な背景
- デザイン、性能、コスト面でのメリットとデメリット
- ライバル車やCB650Rとの比較による客観的な立ち位置
- 購入後に後悔しないための判断基準と、おススメのライダー像
CB1000Rが不人気な理由を多角的に分析

- ユーザー評価から不人気な理由を探る
- ネオスポーツカフェのデザインはダサい?
- 速すぎ?最高速と街乗りでの加速性能
- 乗りにくい?足つきや重さなどの欠点
- リッターバイクならではの維持費は高いか
ユーザー評価から不人気な理由を探る

イメージ画像:当サイトにて作成
CB1000Rが「不人気」と評される背景には、単一の理由ではなく、デザイン、性能、価格、実用性といった複数の要因が複雑に絡み合っています。ユーザーの評価を分析すると、このバイクが持つ独特のポジションが、逆に一部のライダーにとっては選択肢から外れる原因となっていることがうかがえます。
例えば、デザインについては「個性的で未来的」と高く評価する声がある一方で、「中途半端で魅力に欠ける」という厳しい意見も少なくありません。性能面では、そのパワフルさを絶賛するライダーがいる半面、日本の交通環境では「性能を持て余す」と感じる人がいるのも事実です。
このように、CB1000Rは評価が両極端に分かれやすいバイクと言えます。熱烈なファンがいる一方で、明確なコンセプトを持つライバル車、例えば伝統的なスタイルで人気のカワサキ Z900RSや、より過激なキャラクターを持つヤマハ MT-10などと比較された際に、CB1000Rの「オールラウンダー」的な性格が、かえって「器用貧乏」や「特徴がない」という印象を与えてしまうことがあるようです。
ネオスポーツカフェのデザインはダサい?

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CB1000Rのデザインは、ホンダが提唱する「ネオ・スポーツ・カフェ」というコンセプトに基づいています。これは、伝統的なネイキッドバイクのスタイルと、現代的・未来的な要素を融合させたものです。しかし、この独創的な試みが、ユーザーの間で賛否両論を巻き起こしている大きな要因となっています。
肯定的な意見
このデザインを支持する層からは、「他に類を見ない独創性が良い」「金属の質感を活かした凝縮感のあるフォルムが美しい」「彫刻のようだ」といった声が挙がっています。特に、片持ち式のプロアームスイングアームや、マスの集中化を徹底した台形フォルムは、CB1000Rならではの魅力と捉えられています。
否定的な意見
一方で、「ダサい」と評価する意見の根拠としては、「クラシックとモダンのどっちつかずで中途半端」という点が最も多く挙げられます。伝統的な丸目ヘッドライトを採用しつつも、他の部分が先鋭的であるため、カワサキ Z900RSのような「王道のネオクラシック」を求める層からは受け入れられにくいようです。
また、2021年のモデルチェンジで変更されたヘッドライト形状についても、好みが分かれる要因となっています。
要するに、CB1000Rのデザインは、万人受けするものではありません。しかし、その唯一無二のスタイルに強く惹かれるライダーにとっては、他のどのバイクにも代えがたい魅力を持っていることも確かです。
速すぎ?最高速と街乗りでの加速性能

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CB1000Rの心臓部には、スーパースポーツモデル「CBR1000RR(SC57)」をベースに、ストリート向けに最適化された水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジンが搭載されています。このエンジンが生み出すパワーは、CB1000Rの大きな魅力であると同時に、「速すぎて扱いにくい」という評価の一因にもなっています。
スペック項目 | 数値 |
最高出力 | 107kW (145PS) / 10,500rpm |
最大トルク | 104N・m (10.6kgf・m) / 8,250rpm |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 |
総排気量 | 998cm³ |
最高出力145PSという数値は、公道走行がメインのネイキッドバイクとしては極めて高く、スロットルを少し開けるだけで、あっという間に非日常的な速度域に達します。特にライディングモードを「SPORT」に設定した際のレスポンスは鋭く、その加速感は爽快である半面、街乗りや交通量の多い道では常に神経を使うことになりかねません。
ただし、この強大なパワーを制御するための電子デバイスも充実しています。スロットルバイワイヤや、出力特性を変更できるライディングモード(SPORT, STANDARD, RAIN, USER)が備わっており、「RAIN」モードを選択すれば、出力がマイルドになり、雨天時や滑りやすい路面でも安心して走行することが可能です。
したがって、CB1000Rの性能は「ただ速いだけ」ではなく、電子制御によってライダーがその力を引き出しやすく調整されています。とはいえ、そのポテンシャルを最大限に活かせる場面は限られており、多くのユーザーが「性能を持て余している」と感じてしまうのも無理はないでしょう。
乗りにくい?足つきや重さなどの欠点

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CB1000Rは、スペック上の数値を他のバイクと比較すると、いくつかの「乗りにくさ」につながる可能性のある欠点を抱えています。特に、体格によっては足つき性や取り回しに不安を感じるかもしれません。
シート高と足つき性
CB1000Rのシート高は830mmと、ネイキッドモデルの中では比較的高めの設定です。シート幅は絞り込まれていますが、身長170cmのライダーでも両足のかかとが浮いてしまう場合があります。信号待ちや坂道での停車時に、立ちごけのリスクを懸念する声も聞かれます。購入を検討する際は、実際にまたがってみて、足つきに不安がないかを確認することが大切です。
車両重量と取り回し
車両重量は212kg(Black Editionは213kg)です。リッタークラスのバイクとしては軽量な部類に入りますが、重心がやや高めに感じられるため、押し歩きや狭い場所での方向転換では、数値以上の重さを感じるかもしれません。しかし、一度走り出してしまえば、マスの集中化が効いており、軽快なハンドリングを体感できます。
低速トルクの特性
エンジンは高回転域でパワーを発揮するスーパースポーツ由来のため、極低速域のトルクがやや細いという評価があります。発進時のクラッチ操作や、Uターンなどの微速走行では少し気を使う場面があるかもしれません。この点も、試乗などを通じて自身の感覚と合うか確かめておきたいポイントです。
これらの要素は、ライダーの体格や技量、そしてバイクに何を求めるかによって評価が大きく変わります。スポーツ走行を重視する人にとっては軽快さと感じられる点が、日常の使い勝手を重視する人にとっては欠点と映ることがあるのです。
リッターバイクならではの維持費は高いか

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CB1000Rの購入を考える上で、車両価格だけでなく、その後の維持費も重要な判断材料となります。リッタークラスの高性能モデルであるため、維持にかかるコストはミドルクラスのバイクと比較して高くなる傾向があります。
維持費の主な内訳
項目 | 目安 | 備考 |
燃費 | 約16km/L (WMTCモード値) | 実燃費は市街地で13-17km/L、高速で20-22km/L程度との声が多い |
燃料 | レギュラーガソリン | ハイオク指定でない点は経済的なメリット |
税金 | 軽自動車税: 6,000円/年 | |
自動車重量税: 3,800円(初回)、5,000円(13年経過後) | 車検時に2年分を納付 | |
保険 | 自賠責保険: 約8,000円/2年 | 車検時に加入 |
任意保険: 年間5万~10万円 | 年齢や等級、補償内容により大きく変動 | |
メンテナンス | タイヤ交換: 4万~6万円/回 | 走行スタイルによるが1万~1.5万kmごと |
オイル交換: 5千~1万円/回 | 3,000~6,000kmまたは半年ごと | |
定期点検・車検: 3万~8万円 |
コストパフォーマンスの評価
CB1000Rの新車価格は167万900円(消費税込み)と、ライバル車と比較して高めの設定です。この価格には、クイックシフターやグリップヒーター、ETC2.0車載器などが標準装備されていることを考慮する必要がありますが、近年主流となりつつあるクルーズコントロールやIMU連動の電子制御が非搭載である点から、「価格に見合わない」「割高感がある」という声も見られます。
燃費性能は排気量を考えれば標準的ですが、タンク容量が16Lのため、航続距離は300kmを下回ることが多く、ツーリングでは給油の頻度が多くなる可能性があります。レギュラーガソリン仕様であることは、維持費を少しでも抑えたいライダーにとっては嬉しいポイントと言えるでしょう。
比較や評判から見るCB1000Rの不人気な理由

- 比較されるライバル車は何があるのか
- 人気のCB650Rと比較した場合は?
- 魅力的な逆車のスペックはどうか
- 乗っている人のリアルな口コミ・レビュー
- 後悔しないためのおススメの人を解説
比較されるライバル車は何があるのか

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CB1000Rが市場でどのような位置付けにあるのかを理解するためには、同クラスのライバル車と比較することが有効です。主に比較対象となるのは、同じリッタークラスのネイキッドモデルで、それぞれが明確な個性を持っています。
車種名 | メーカー | 特徴 |
Z900RS | カワサキ | 往年の名車Z1を彷彿とさせる伝統的なデザインで、圧倒的な人気を誇るネオクラシックの王道。カスタムパーツも豊富。 |
MT-10/MT-09 | ヤマハ | クロスプレーンクランクシャフト採用の独特なエンジンフィールと、アグレッシブなストリートファイタースタイルが特徴。 |
GSX-S1000/KATANA | スズキ | スーパースポーツGSX-R1000譲りのエンジンを搭載し、シャープな走行性能と現代的なデザイン、または伝説的なデザインを持つ。 |
Z1000 | カワサキ | 「Sugomi」デザインと呼ばれる、獰猛でアグレッシブなスタイリングが特徴のストリートファイター。 |
これらのライバル車と比較した際、CB1000Rは「ネオ・スポーツ・カフェ」という独自の路線を歩んでいます。Z900RSほど懐古的ではなく、MT-10ほど先鋭的でもない、その中間的なキャラクターが、一部のユーザーには魅力的に映ります。しかし、裏を返せば、特定のジャンルに強いこだわりを持つライダーからは「どっちつかず」と見なされ、選択肢から外れてしまう傾向があります。
価格面でも、CB1000Rはライバル勢より高価な設定であることが多く、これも販売台数が伸び悩む一因と考えられます。それぞれのバイクが持つ明確な「色」の中で、CB1000Rがどのようなライダーに響くのか、その立ち位置が問われています。




人気のCB650Rと比較した場合は?

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同じホンダの「ネオ・スポーツ・カフェ」シリーズであり、市場で高い人気を誇るCB650Rとの比較は、CB1000Rのキャラクターを理解する上で非常に参考になります。両車はデザインコンセプトを共有しつつも、排気量や乗り味は大きく異なります。
項目 | CB1000R | CB650R |
エンジン | 998cc 直列4気筒 | 648cc 直列4気筒 |
最高出力 | 145PS | 95PS |
車両重量 | 212kg | 201kg |
シート高 | 830mm | 810mm |
新車価格(税込) | 1,670,900円 | 1,023,000円 |
パワーと扱いやすさのバランス
最も大きな違いはエンジン性能です。CB1000Rがスーパースポーツ譲りの圧倒的なパワーを誇るのに対し、CB650Rは「ちょうど良いパワー」と評されることが多く、街乗りからワインディングまで、エンジンを回し切る楽しさを味わいやすいのが魅力です。CB1000Rのパワーを持て余すと感じるライダーにとって、CB650Rは非常にバランスの取れた選択肢となります。
車体と価格
車重はCB1000Rの方が約10kg重く、シート高も20mm高いため、取り回しや足つき性はCB650Rに軍配が上がります。そして、価格差は約65万円と非常に大きく、この差が販売台数に直接影響していることは間違いないでしょう。
以上のことから、CB1000Rは「所有感」「圧倒的な性能」「充実した装備」を求めるベテランライダー向けのプレミアムモデルと言えます。一方でCB650Rは、「日常的な扱いやすさ」「コストパフォーマンス」「4気筒エンジンを気軽に楽しみたい」という幅広い層のニーズに応えるモデルと位置づけられます。
魅力的な逆車のスペックはどうか

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CB1000Rには、国内で正規販売されているモデル(国内仕様)の他に、海外市場向けに生産されたモデルを輸入した、いわゆる「逆輸入車(逆車)」が存在します。特に2018年以前の旧モデルは国内正規導入がなかったため、逆輸入車が流通していました。これらの逆車は、スペック、特にエンジン出力に違いがある場合があります。
主な違いは最高出力
海外の排出ガスや騒音規制は国によって異なり、それに合わせてエンジンのセッティングが変更されています。多くの場合、ヨーロッパ仕様などのフルスペックモデルは、国内仕様よりも最高出力が高く設定されていることがあります。例えば、現行モデル(SC80)においても、海外仕様の方が若干パワフルであるという情報が見られます。この「フルパワー」という響きに魅力を感じるライダーは少なくありません。
逆輸入車を選ぶ際の注意点
魅力的なスペックを持つ逆輸入車ですが、購入や維持にはいくつかの注意が必要です。
- 保証とメンテナンス: 正規ディーラーであるホンダドリーム店では、逆輸入車の保証や修理、リコール対応を受けられない場合があります。メンテナンスを引き受けてくれるショップをあらかじめ探しておく必要があります。
- パーツの入手: 国内仕様と部品が異なる場合、パーツの取り寄せに時間がかかったり、そもそも入手が困難だったりする可能性があります。
- 価格: 輸入にかかるコストが上乗せされるため、車両価格が国内仕様より高くなることが一般的です。
したがって、逆車の購入は、フルパワーのスペックというメリットと、維持管理におけるデメリットを十分に比較検討した上で判断することが求められます。専門知識が豊富で、信頼できるショップとの付き合いがある上級者向けの選択肢と言えるでしょう。
乗っている人のリアルな口コミ・レビュー

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CB1000Rの真価を知るためには、実際に所有しているオーナーの生の声に耳を傾けるのが一番です。口コミやレビューを総合すると、このバイクの長所と短所がより鮮明に浮かび上がってきます。
高く評価されている点
- エンジンと走り: 「クラッチを繋ぐだけで進むトルク感」「SPORTモードの加速は暴力的で楽しい」「4気筒の回転フィールが気持ちいい」など、エンジン性能と走行性能に関する満足度は非常に高いです。クイックシフターの切れ味の良さも好評です。
- デザインと質感: 「唯一無二のデザインに一目惚れした」「金属パーツの質感が所有感を満たす」「人と被らないのが良い」といった、独特のスタイリングを気に入っているオーナーが多数います。
- 軽快なハンドリング: 「リッターバイクとは思えないほど軽く、ヒラヒラ曲がる」「取り回しが楽」など、マスの集中化による軽快な操縦性を評価する声も目立ちます。
不満点・ウィークポイントとして挙げられる点
- 積載性のなさ: 「シート下の収納は皆無」「ツーリングにはキャリアが必須」という意見が圧倒的多数を占めます。デザインを優先した結果、実用性が犠牲になっている点は覚悟が必要です。
- 燃費と航続距離: 「燃費は街乗りで17km/L以下になることも」「タンク容量が少なく、給油が頻繁になる」など、燃費性能と航続距離への不満は少なくありません。
- 価格: 「装備を考えると価格が高い」「この値段ならクルーズコントロールが欲しかった」など、コストパフォーマンスに疑問を呈する声があります。
これらの口コミから、CB1000Rは「走る」「曲がる」「見る」といったバイク本来の楽しみを追求するライダーには高く評価される一方で、ツーリングでの利便性や経済性を重視するライダーにとっては不満が残るモデルである、という姿が見えてきます。
後悔しないためのおススメの人を解説

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これまでの分析を踏まえると、CB1000Rは誰もが満足できるバイクではないものの、特定の価値観を持つライダーにとっては、最高の相棒になり得る一台です。購入後に「失敗した」と後悔しないために、どのような人におススメできるのかを具体的に示します。
CB1000Rがおススメな人
- デザインに一目惚れした人: このバイクの最大の個性は、唯一無二の「ネオ・スポーツ・カフェ」スタイルです。性能や理屈抜きで、この見た目が好きだという人にとっては、所有する喜びが何物にも代えがたいものになります。
- 上質でパワフルな走りを求める人: スーパースポーツ譲りのエンジンと、しなやかなフレームがもたらす質の高い走りは、CB1000Rの真骨頂です。街乗りからワインディングまで、余裕のあるパワーでエキサイティングな走りを楽しみたいベテランライダーに向いています。
- 他人とは違うバイクに乗りたい人: 販売台数が多くないため、ツーリング先などで同じバイクに遭遇する機会は稀です。自分の個性をバイクで表現したい、目立ちたいという人には最適な一台でしょう。
- 1台で何でもこなしたいオールラウンダー志向の人: 前述の通り、極端なツーリング性能やサーキット性能を求めなければ、街乗り、ツーリング、スポーツ走行を高いレベルでこなせます。それぞれの用途に特化したバイクには敵いませんが、その万能性は大きな魅力です。
購入を慎重に検討すべき人
一方で、積載性を最重要視するロングツアラーや、維持費を少しでも抑えたい人、足つき性に不安のある小柄なライダーは、購入前によく考える必要があります。CB1000Rが持つ魅力と、自身のバイクライフで譲れない点を天秤にかけ、最適な一台を選ぶことが大切です。
総括:CB1000Rが不人気な理由とは
この記事で解説してきたCB1000Rが不人気とされる理由について、重要なポイントを以下にまとめます。
- CB1000Rが不人気と言われる背景には複数の要因が絡み合っている
- 「ネオ・スポーツ・カフェ」というデザインは個性的で賛否が分かれる
- クラシックとモダンの融合が「中途半端」と捉えられることがある
- Z900RSのような王道ネオクラシックと比較されやすい
- 最高出力145PSのエンジンは日本の公道ではオーバースペック気味
- 「速すぎて持て余す」という感覚が扱いにくさに繋がる場合がある
- 電子制御によりパワーは調整可能だが、ポテンシャルは極めて高い
- シート高が830mmと高めで、足つき性に不安を感じるライダーがいる
- 車両重量はリッタークラスでは軽量だが、重心の高さから重く感じることも
- 積載性がほぼ皆無であり、ツーリングでの実用性は低い
- ライバル車と比較して新車価格が高めに設定されている
- 価格に見合う装備か(クルコン非搭載など)という点で疑問の声もある
- 弟分であるCB650Rのコストパフォーマンスと人気が比較対象になる
- 「走る」楽しさに特化しており、万人受けするモデルではない
- 逆に言えば、特定の価値観を持つライダーには深く刺さる一台である
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