W800を中古で購入するときに注意したい落とし穴と対策まとめ

当ページのリンクには広告が含まれています。
W800を中古で買うときの注意点を徹底解説

W800を中古で買いたいと考えたとき、「失敗したくない」「損はしたくない」と思うのは当然です。

でも、見た目のきれいさだけで選んでしまうと、あとから後悔することもあります。

中古車選びのコツをしっかり押さえておけば、納得の1台に出会えるはずです。

この記事では、W800の中古相場はどれくらいなのか、おすすめの年式はあるのかといった素朴な疑問から、試乗ができないときのチェック方法、寿命や走行距離の見極め方まで、実際に購入する前に知っておきたい情報をわかりやすくまとめています。

また、欠点や残念な所、ライバル車との違い、新車か中古かで迷ったときの判断基準、リセールバリュー、そして店舗選びや購入タイミングのコツなども紹介。

W800を中古で選ぶときに注意すべきポイントを、この記事でしっかり確認していきましょう。

いっしん

この記事では以下のことがわかります。

  • W800の中古車選びで注意すべきポイントがわかる
  • 年式や相場から見るおすすめのモデルが理解できる
  • 試乗できない場合の確認方法や購入後のリスク回避法が学べる
目次

W800を中古で買う際に注意して選ぶべきポイント

KAWASAKI

  • 中古車選びのコツを押さえて失敗回避
  • おススメの年式とかある?基準はここ
  • 中古相場はどれくらい?価格帯の目安
  • 試乗ができない場合のチェック方法
  • W800の寿命は?走行距離の見極め方
  • 欠点や残念な所はここに注意

中古車選びのコツを押さえて失敗回避

イメージ画像:当サイトにて作成

W800の中古バイクを買うときは、見た目のきれいさだけで選ぶのはちょっとキケンです。

とくにW800のようなクラシックな見た目のバイクは、手入れがしっかりされているように見えても、内部が劣化していることもあります。

まずチェックしておきたいのは、

  • 走行距離
  • 年式
  • メンテナンス記録

の3つ。

走行距離だけで判断せず、どんな乗られ方をしていたかが大事です。

たとえば、距離が多くても定期的に整備されていたバイクは、むしろ信頼できるケースもあります。

いっしん

それから、できるだけ現車確認をしましょう。

ネットで見ただけで買うと、実物の状態が違った…というのもよくある話です。

お店の評判や保証の有無もしっかりチェックして、信頼できる販売店で買うことが大切です。

最後に、できれば同じW800の他の車両と比較して、価格や装備、状態を見比べておくと安心です。

いっしん

いきなり飛びつかずに、いくつか見てから決めるのが失敗しないコツです。

おススメの年式とかある?基準はここ

イメージ画像:当サイトにて作成

W800の中古を探すなら、年式もポイントになります。

人気があるのは2016年以前のモデルと、2019年以降の現行モデル。

いっしん

この2つの年式には、それぞれちがった良さがあります。

2016年までのモデルは、クラシックな雰囲気がより強く、リアブレーキがドラム式で見た目のこだわりが光るタイプ。

Wシリーズらしい「味」があるので、昔ながらのバイクの雰囲気が好きな人にピッタリです。

一方、2019年以降のモデルは、最新の排ガス規制に対応し、安全装備もアップ。

ABS付きでブレーキ性能もよくなっていて、安心して乗りたい人にはこっちのほうが向いています。

パーツの入手もしやすく、長く乗るならこちらが安心です。

いっしん

年式で迷ったら、
・「見た目を重視するか」
・「乗りやすさと安心感を重視するか」

で選ぶのがコツです。

中古相場はどれくらい?価格帯の目安

イメージ画像:当サイトにて作成

W800の中古価格は、年式や走行距離によってけっこう差がありますが、だいたいの目安を知っておくと選びやすくなります。

2016年以前のモデルの相場

たとえば、2016年より前のモデルであれば、走行距離や状態によって80万円~100万円くらいが多いです。

人気のカラーやきれいな状態だと、さらに高くなることもあります。

2019年以降のモデルの相場

そして、2019年以降の現行モデルになると、なんと新車とほとんど変わらない価格になることも。

乗り出しで120万円以上かかることもあるので、正直、中古でもあまり安くはないという印象です。

いっしん

意外かもしれませんが、年式が古くても相場があまり下がらないのがW800の特徴。

とくにW800は長く大切に乗る人が多く、パーツもきれいなまま残っていることが多いので、価値が落ちにくいんです。

「とにかく安く買いたい」という人は、2014年くらいまでの年式や、走行距離が多めの車両を狙うのもひとつの手です。

価格だけでなく、車両の状態や整備記録もあわせてチェックしましょう。

試乗ができない場合のチェック方法

イメージ画像:当サイトにて作成

中古のW800を買うとき、試乗ができないことはよくあります。

いっしん

でも、それでもできるチェックはちゃんとあります。

STEP
エンジンをかけてもらう

まずはエンジンをかけてもらいましょう。

セルを回してすぐに始動するか、アイドリングが安定しているかを見るだけでも、状態のヒントになります。

エンジンの音がカラカラしたり、ガタガタ震えていたら少し注意が必要です。

STEP
マフラー周辺をチェック

次に、マフラーやエンジンまわりを見てください。

オイルがにじんでいたり、サビがひどいところがあると、これからの整備代がかさむかもしれません。

STEP
ハンドル周りをチェック

あとはハンドルを左右に切ってみたり、ブレーキレバーの動きがスムーズかも確認しておくと安心です。

ちょっとした動きのかたさや違和感があると、内部に問題をかかえていることもあります。

見た目がきれいでも中身はわからないことが多いので、お店の人に整備歴や点検記録も見せてもらいましょう。

もし情報が少ないなら、保証のあるお店で買うのがおすすめです。

W800の寿命は?走行距離の見極め方

イメージ画像:当サイトにて作成

W800のような大型バイクは、メンテナンスさえしっかりされていれば10万キロ以上走れることもあります。

いっしん

でもそれには「ちゃんと乗られていたか」がカギになります。

たとえば、年に数回だけ乗られていたバイクより、毎週ツーリングで使われていたバイクのほうが、調子がいいことが多いです。

動かさない時間が長いと、サビや劣化が進んでしまうからです。

走行距離でいうと、3万〜5万キロならまだまだ元気なW800が多いです。

ただし、7万キロ以上になると部品の消耗が増えるので、エンジンや足回りに不具合が出てくることも。

いっしん

ポイントは「走行距離だけで判断しないこと」。

整備の記録がしっかりあって、消耗品が交換されていれば、距離が多くても安心して乗れます。

見た目だけでなく、整備履歴もしっかり見て選びましょう。

欠点や残念な所はここに注意

イメージ画像:当サイトにて作成

W800は見た目もカッコよくて人気ですが、ちょっと気になるポイントもいくつかあります。

ブレーキが弱いという意見

まず一番よく言われているのが「ブレーキの弱さ」です。

とくにフロントブレーキは、がっちり止まる感じではなく、ふんわり止まるイメージ。

慣れないと止まるまでに時間がかかるので、注意が必要です。

高速道路が苦手との声

それから「高速道路が苦手」という声もあります。

空冷エンジンなので、スピードを出すと振動が大きくなり、ハンドルやステップから手足にジワジワくることがあります。

のんびり走るのは得意だけど、長時間の高速はちょっと疲れるかもしれません。

燃料計がない?

あと、燃料計がないことに戸惑う人も多いです。

慣れればトリップメーターで残量を予想できますが、最初はちょっと不安かもしれません。

このように、見た目や雰囲気は最高でも、スポーツタイプや最新バイクのような性能を求める人には合わないこともあります。

「ゆったり走るのが好きかどうか」が、このバイクに向いているかどうかのポイントになります。

W800の中古で注意したいリスクと対策

KAWASAKI

このパートでは
  • 新車か中古車かで迷ったときの判断軸
  • リセールバリューは期待できるのか?
  • ライバル車は何がある?比較ポイント
  • 高年式でも割高?中古価格の現状
  • メンテ履歴や保証の有無も重要チェック
  • 店舗選びと購入タイミングのコツ

新車か中古車かで迷ったときの判断軸

イメージ画像:当サイトにて作成

W800を買うとき、「新車にするか中古にするか」で迷う人は多いです。

いっしん

この判断には、いくつかのポイントがあります。

まずチェックしてほしいのは「どのくらいの期間乗るつもりか」です。

たとえば、これから長く大切に乗りたいと思っているなら、新車を選んだほうが安心です。

新しいぶん、整備も最初から自分で管理できますし、トラブルも少ないです。

反対に、すぐに乗り換えるかもしれない、費用をおさえたいという人は中古でも十分です。

ただし、中古は車両の状態にバラつきがあるので、信頼できるお店で買うことが大切になります。

また、中古なら「気に入ったカラーや限定モデル」が手に入ることもあります。

新車では選べない色を探しているなら、中古の方が選びやすいです。

金額面では、新車だと130万円ほどかかることが多いですが、中古なら10年落ちで60~70万円ぐらいで見つかることもあります。

でも、古い車体は整備費があとからかかる可能性があるので、そこもふまえて選ぶようにしましょう。

リセールバリューは期待できるのか?

イメージ画像:当サイトにて作成

W800は、中古になってもなかなか値段が下がらないバイクとして知られています。

つまり「売るときも高く売れる」ことが多いバイクです。

なぜかというと、クラシックなデザインと空冷エンジンという特徴が、ずっと人気だからです。

とくに今は、新しくバイクに乗り始めた人が増えていて、中古でも「いい状態のW800」はすぐに売れてしまいます。

また、W800は他のモデルとくらべて、生産の時期やカラーにこだわる人が多いです。

たとえば、2021年のブルーのモデルなどは、欲しい人が多いぶん高く売れる可能性もあります。

ただし、リセールを気にするなら、なるべく「ノーマル状態」を保っておくのがおすすめです。

マフラーや外装などを大きくカスタムしてしまうと、買い手が限られてしまうからです。

乗ったあとに「また別のバイクに買いかえたい」と思うかもしれない人は、リセールも重視して選ぶと、あとから損をしにくくなります。

ライバル車は何がある?比較ポイント

イメージ画像:当サイトにて作成

W800のようにクラシックなデザインで、落ちついた走りを楽しめるバイクには、いくつかライバルとなるモデルがあります。

よく名前が出るのが「トライアンフ・ボンネビル」や「ヤマハ・XSR900」などです。

トライアンフ・ボンネビルは、イギリスのバイクで、本格的なクラシックスタイルが人気です。

W800よりもエンジンのパワーは強めですが、そのぶん車体価格も高めです。

デザインやブランドにこだわる人に向いています。

ヤマハのXSR900は、見た目はネオクラ系でクラシック風ですが、中身はとてもスポーティです。加速力や電子制御の面ではW800を大きく上回ります。

速さや最新の機能を重視するなら、XSRの方が楽しいと感じるかもしれません。

一方で、W800は「ゆっくり、じっくり楽しむ」バイクです。

鼓動感や乗り味を楽しむためのバイクなので、速さや装備よりも「雰囲気」や「味」を大事にしたい人にピッタリです。

それぞれに良さがありますが、どんな使い方をしたいかで選び方が変わってきます。

のんびりツーリングを楽しみたい人なら、W800のゆったりした乗り心地が一番かもしれません。

高年式でも割高?中古価格の現状

イメージ画像:当サイトにて作成

W800は、新しい年式の中古車でも価格があまり下がらないバイクとして知られています。

たとえば、2021年式などの比較的新しいモデルでも、100万円前後することが多いです。

乗り出し価格になると110万円をこえることもあり、新車とあまり差がありません。

この価格の高さにはいくつか理由があります。

まず、バイク全体の人気が高まっていること。とくにレトロスタイルのバイクは、今とても人気があります。

さらに、W800は今のバイクでは少なくなった空冷エンジンを持っているため、ファンが多く、値下がりしにくいのです。

また、新車の価格自体が上がっていることも、中古価格が下がりにくい原因になっています。

2024年モデルはメンテナンスパック付きで約123万円。

昔にくらべてかなり高くなっているので、中古の値段もつられて高めになります。

中古で「お得に買いたい」と思っても、W800の場合はあまり大きな値下がりを期待しにくいバイクです。

そのため、状態や年式をしっかり比べて、自分にとって納得できる価格のものを選ぶことが大切です。

メンテ履歴や保証の有無も重要チェック

いっしん

W800を中古で買うとき、見た目だけで決めるのはちょっとキケンです。

大切なのは「ちゃんと手入れされていたか」と「保証があるかどうか」です。

まず、メンテナンスの記録が残っているかどうかを確認しましょう。

オイル交換やタイヤ交換、定期点検の記録などがあれば、それだけで安心感がぐっと上がります。

特にW800のような空冷バイクは、こまめなメンテが長く乗るためのカギになります。

また、販売店によっては中古車にも保証がついていることがあります。

いっしん

これは見逃せないポイントです。

買ってすぐにトラブルがあっても、保証があると修理してもらえるので、出費をおさえられます。

もし保証がないなら、「なぜ保証がないのか」も聞いてみましょう。

ちゃんと整備されていない車両の可能性もあるからです。

「外装がピカピカでかっこいい!」と思っても、走らせたときにすぐ不具合が出るケースもあります。

しっかりメンテされているか、保証があるか、確認しておくと安心です。

店舗選びと購入タイミングのコツ

イメージ画像:当サイトにて作成

W800の中古を探すとき、「どのお店で買うか」と「いつ買うか」もとても大事です。

店舗選びのコツ

まず店舗ですが、できればカワサキの正規ディーラーや、認定中古車をあつかっているお店がおすすめです。

こういったお店は整備がしっかりしていて、アフターサービスや保証もあることが多いです。

ネットで遠くのお店の車両を見て「安い!」と思っても、現車を見られないまま買うのはリスクがあります。

なるべく近くのお店で、実車を見て、説明を聞いてから買う方が安心です。

購入するタイミングのコツ

つぎにタイミングですが、実はバイクは「春前」「秋」が買い時と言われています。

春前はバイクシーズンに向けて在庫がそろう時期で、選べる台数が多くなります。

逆に、夏や冬の終わりごろは在庫が少なくなる傾向があり、いい車体がすぐに売れてしまうことも。

また、年末や決算期などでセールをしているお店もあります。

こういう時期をねらうと、思ったより安く買えることもあるので、チェックしてみるのもアリです。

いいお店で、いい時期に買うことが、中古バイク選びでは大きな差になります。焦らず、じっくり選んでみてください。

W800を中古で購入するときに注意すべきポイントを総括

記事のポイントをまとめます

  • 見た目のきれいさだけで判断しない
  • 走行距離・年式・メンテ履歴を総合的にチェックする
  • 整備されていたかどうかが車両状態のカギになる
  • 現車確認をして実物の状態を確認する
  • おすすめ年式は2016年以前と2019年以降
  • 年式で迷ったら見た目重視か安心感重視かで選ぶ
  • 中古相場は年式により大きく変動する
  • 高年式モデルは新車と価格差が少ない傾向にある
  • 試乗できない場合はエンジン音やアイドリングを確認する
  • オイルにじみやサビの有無も重要なチェックポイント
  • 走行距離より整備記録の有無を重視するべき
  • W800はブレーキ性能や高速走行にやや不安がある
  • 新車は長く乗る人向き、中古は費用を抑えたい人向き
  • リセールを考えるならノーマル状態を保つのがベスト
  • 店舗は信頼できる販売店を選び、購入時期も意識する
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次